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申眞諝「今回も準優勝なら、三星杯の優勝と縁はないだろう」

元リンク:https://home.yikeweiqi.com/mobile.html#/gonews/detail/59932

サイト:弈客囲碁

原作者:辟邪剣

 

 

2022年の三星火灾杯は、様々な話題や見どころで成功を収めた、最後は申眞諝九段の優勝で大会を終えた。前回と前々回の三星杯では、決勝戦で涙を飲んだ申眞諝は、今回の決勝三番勝負にて二連勝を果たし優勝した。囲碁界世界戦初の「男女対決」で、2-0で勝利した。

 

11月8日オンライン形式で行った「2022三星火災杯世界囲碁マスターズ」決勝三番勝負第2局で、申眞諝は崔精に白番184手で中押し勝ちを収めた。

 

決勝三番勝負第2局を終えた直後、記者は4度目の世界戦制覇を収めた申眞諝、そして初めて世界戦決勝戦に進出した崔精に対し感想を述べさせた。

 

 

崔精のインタビュー

ーー残念ながら決勝戦で負けたが、史上初の世界戦で準優勝を収めた女子棋士として、今大会の感想は?

 

崔精:準優勝の結果は残念だったが、三星杯の決勝まで進め、世界最強の申眞諝と対戦したことがすごく幸せで…(涙に咽ぶ)今回の三星杯は、自分にとって大舞台のようで、自分が思った限界を突破することができた。本当に嬉しくて、今後更に精進し、より良い姿をみんなに見せたい。

 

ーー今大会で一番満足したこと、残念だったことは?

 

崔精:決勝に進んだことにとても満足してるし、何度も決勝進出のことをイメージしてきて、そして実現できて本当に嬉しい。もちろん第3局まで持ち込めばもっと良かった、ちょっと残念だったが、嬉しかった、本当に嬉しかった。

 

ーー今回様々な強者に勝利したが、その中で一番印象深い一局、そして理由は?

 

崔精:まず印象深い一局は、準々決勝で楊鼎新に勝利した一戦。これにより韓国が三星杯優勝を決めた、個人だけでなく、いろいろと嬉しかった。だから今回印象深い一戦は準々決勝で、一生忘れない対決である。

 

ーー先ほど「自分が思った限界を突破することができた」と話したが、今後の目標は?

 

崔精:正直長い間、三星杯優勝は自分の夢である。今回は残念だったが、今回決勝まで進んだことで、自分の限界は自分が決めることを分かった。今後更に努力し、より良い姿で申眞諝に挑戦したい。

 

 

申眞諝のインタビュー

ーー申眞諝の優勝感想が気になる。

 

申眞諝:3年連続の決勝戦なので、今回も準優勝なら、三星杯の優勝と縁はないだろう、今回は相当準備してきた。もちろん決勝進出は相当光栄なことだが、今回形勢が悪い時でも、今回の決勝戦では諦めなかったことが良かった。今まで三星杯でいい成績を収めたが、もちろん様々な失敗も味わって来たので、今回は本当に優勝したいと思った。そして今回は相当真誠で決勝戦に挑んだので、優勝できて本当に嬉しい。もちろん運もあったが、全体を見て最後優勝できて良かったと思う。

 

ーー決勝戦第2局を振り返って。

 

申眞諝:相当不利と思い、それに形勢判断もミスしまったようだ。序盤下辺が取られて、形勢は相当悪かった、頑張って踏ん張りたかったが、その後形勢判断もしっかりできなかった。相当厳しくなったが、幸い時間があったので、大丈夫だと考え、いつ逆転したかもわからなかった。

 

ーー三星杯決勝戦に向けて、心境はどうだったか。

 

申眞諝:決勝だけでなく、実は一回戦から心が定まった。これに関しては言うまでもなく、そして決勝まで進んだので、相当準備してきた。決勝まで進み、最大限で安定したパフォーマンスを出すため、更に努力した。

 

ーーここまで幾多の名勝負や決勝を経験したが、今回の決勝戦でプレッシャーはあったか。

 

申眞諝:プレッシャーはあったと思ったが、実際対局を始めてからそう思わなかった、そして対局を邪魔する事態もなくなった。まず崔精との対局がそれまで多くなかったので、久々に対局できて嬉しかった。何度も決勝戦を打たせてもらったので、やることは最大限に対局を集中すること。正直、対局前何度も優勝トロフィーが見えた、でも対局中では碁の集中するのみだ。

 

ーー今回は「男女対決」ということもあって、今回決勝戦の注目度は相当高かったが、このプレッシャーはあったか。

 

申眞諝:プレッシャーになると思ったが、対局が始まったら対局に集中するのみだ。崔精は先ほど「自分が思った限界を突破することができた」と話し、自分も実感できた言葉だ。昔茫然と世界戦で10回以上優勝したいと思ったが、今は自分に限界を決めないことにした、最大限に限界を突破したい。

 

ーー今大会一番難しかった瞬間は?

 

申眞諝:決勝戦第2局はもちろん、準決勝対金明訓の一局も難しかった。今日勝てば優勝という考えが捨てられなくて、対局中相当緊張してた、碁の内容もイマイチだった。あの時「第3局までもつれ込むだろう」と考えた。

 

 

ーー申眞諝どう準備してきたか。

 

申眞諝:練習碁をかなり打てて、ナショナルチームの対局室で7、8局、名人戦終わってから結構対局してた。

 

ーー三星杯の前に、名人戦で申旻埈に破られた、これについて。

 

申眞諝:三星杯では申旻埈に負けると思った、あの時申旻埈に負けるより、碁の内容が…2局連続で完敗した。今まで決勝戦で2回とも完敗したことがなかったので、自分の実力を疑った、三星杯一回戦では自信がなかったが、二回戦から自分の実力に自信を持ち始め、そこから自信満々のままになった。

 

ーー申眞諝の目標は?

 

申眞諝:まず思い出したのは初めて三星杯決勝に進んだこと。当時は今より何倍も優勝したかったが、良くないことばかりだった、囲碁に対して懐疑的にはならなかったが、相当辛かった。今年優勝できて、このような気分はようやく忘れると思う。今後更に精進し、三星杯を含め他の棋戦で、最大限でいい姿を見せたい。

 

ーー今週の日曜日(11月13日)、LG杯準々決勝にて芈昱廷九段と再度対戦、意気込みを。

 

申眞諝:今回三星杯優勝できて、プレッシャーはそれほどないが、「プレッシャーがない自体が劇毒」という状況は何度もあったので、今回は敢えて緊張したいし、最大限で準備したい。今回は頑張ってLG杯の決勝に進め、もし決勝戦で韓国棋士と対戦できれば最高ですが、まず自分が決勝へ進出することが大事だ。

 

ーーファンに向けて一言。

 

申眞諝:三星杯で2年連続準優勝にもかかわらず、ファンが支えてくださったおかげで、三度目の正直でようやく優勝できた。今後皆さんも囲碁を注目し、囲碁を好きになり、自分も引き続き目標を立て、精進するため努力したい。