杭州アジア大会囲碁中国代表確定、俞斌「満足している」

元サイト：「爛柯衢州」公式アカウント

2022年杭州アジア大会中国ナショナルチーム選抜本戦が、4月20日で全手合いを終え、激しい競り合いの末、范廷鈺、柯潔、楊鼎新、辜梓豪、李軒豪と柁嘉熹の6名が代表入りを確定し、9月に行われる杭州アジア大会の中国代表となった。

今回の選抜は、凄まじい注目を浴び、手合いを終えたあと、「爛柯衢州」公式アカウントは中国ナショナルチーム監督俞斌とインタビューを行った。

ーー俞監督、今回アジア大会の代表が決まりました、簡単な総評をお願いします。

俞斌：今回の選抜は予選7戦、本戦9戦の計16戦行い、今まで中国ナショナルチーム選抜の中で一番長丁場でした。しかも最後本戦入りした10名の棋士はちょうどレーティングトップ10の棋士であり、この10人でリーグ戦と行うことで、本当に意味が有る本戦でした。激しい競り合いの末、最後に文句なしの6名を抜擢できと思います。

ーー今回選抜の結果を見て、事前の予想通りでしたか、それとも新たなハイライトが見つかりましたか。

俞斌：先程も言いましたが、今回本戦入りした棋士はちょうどレーティングトップ10の棋士だったので、誰が勝ち抜いてもおかしくない状況です。特に范廷鈺と楊鼎新の二選手、彼らはこのメンバーの中で農心杯7連勝の経験がある、アジア大会の試合方式や持ち時間は農心杯とほぼ同じで、同じく持ち時間1時間の碁である、それで范廷鈺と楊鼎新はアジア大会のような棋戦の持ち時間には慣れているようで、彼らの成績は本当に評価できると思います。今回のアジア大会を踏まえて、アジア大会に相応しい選手を選ぶべきです。

ーーそういう意味で、今回の選抜では予想通りの結果を出したでしょうか。

俞斌：はい。皆さんもこのような激しい戦いを目に焼き付けたと思います、全試合注目を浴び、結果としては本当に満足しています。