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サイト：弈客囲碁
原作者：秋刀魚
柯潔と申眞諝、この二人の名前から何を思い出しますか。
「クリックミス」、「申の一手」、「後生仔」、それとも噂の「十番勝負」。
現在中韓両国のトップ棋士、そしてエースでもある二人の間から様々な物語を作り上げた、そして今尚記憶に強く残っている。
何度も対戦経験がある二人だが、柯潔から見ると、申眞諝はどのような棋士なのか。
先日、柯潔はドキュメンタリー「勲章」の番組にて取材を受けた。柯潔にとって、今の申眞諝は世界で一番優秀な棋士であることを伝えた。
取材中、申眞諝について、柯潔はこのように答えた。
「今の申眞諝、この二年の成績から見ると、間違えなく今の申眞諝は世界で一番優秀な棋士である」、「ほかの棋士、もちろん自分を含め、正直彼との差ははっきりしている、これは客観的な事実だ」。
申眞諝との対戦について、柯潔は：
「数年前自分の勝算が高いが、昨年と今年に関して勝ったことがない気がする」
今の現状を踏まえて、柯潔は自分の姿勢を低くし、チャレンジャーの気持ちで挑むことにした。
「今の自分は、申眞諝に対して姿勢が低くなったと感じた、自分はチャレンジャーであり、今後の大会で申眞諝に挑んでみたい」、「勝ちたい気持ちは以前から変わってない、今後もっと勝ち続けたい」。
柯潔が話した通り、以前申眞諝との対戦ではほぼ負け知らず、それに申眞諝に対し「後生仔（注：後生仔は「ガキ」とほぼ同じ意味）」とコメントした。
2020年三星杯決勝戦のあと、柯潔は更に「申眞諝に感謝したい、何度も勝ちを頂いた、何度対戦しても最後は自分の勝利。これは仕方ないと思う、だって彼は本当にもっと頑張るべきだ」。
しかし、申眞諝が年々飛躍するにつれ、近年柯潔は申眞諝に対し負け越している。今年2月の農心杯で申眞諝に破られ、柯潔は「アルファ碁より強い」と絶賛し、「天下に定先できる」まで話した。
現在、柯潔は再び申眞諝は世界で一番優秀な棋士であるとコメントし、チャレンジャーの気持ちで挑むことを話した。この半年にわたって、申眞諝を絶賛し続けたと言っても過言ではない。
しかし、強さを認めても、負けは認めていない。
取材中、柯潔は何度も申眞諝を絶賛したが、勝負師の気持ちはくじけてない。今後この二強は新たな物語を残してくれるだろう。
