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権孝珍:「5年内で世界戦制覇」

元リンク:https://home.yikeweiqi.com/mobile.html#/gonews/detail/59497

サイト:弈客囲碁

原作者:辟邪剣

 

 

現在韓国囲碁界での新世代棋士は誰なのか、20歳以下の新鋭棋士が激しい争いの中、権孝珍四段はややトップに立ち始めたようだ。2004年1月生まれの権孝珍は、最近の伸びしろは誰よりも顕著だ。

 

権孝珍にとって、最近2ヶ月で3つの「ご褒美」を得た。9月下旬で終えた新鋭リーグでは、12勝2敗の成績を収め、4年連続で「最多勝」を獲得。リーグ在籍4年で47勝9敗を収め、勝率は驚異の83.9%まで及び、彼は10代韓国棋士で最強ということを十分証明した。

 

新鋭リーグ終了の3日前、権孝珍は「盧史楚杯」オープン戦に参加し、78名プロ棋士を50名アマ強豪が参加する棋戦で、権孝珍は128人で1位で突破し、初優勝獲得。6月月末で行われた三星杯韓国国内予選では、韓国ランキング13位の朴進率を破り、韓国代表入りを果たし、破竹な勢いだ。

 

もちろん彼にも苦痛な敗戦を喫した。7月下旬で行われた「河灿錫国手杯」では、権孝珍は同年齢の金凡瑞三段に破られ、対戦成績も2勝0敗から2勝2敗までになった。そして彼のもう一人のライバル韓友賑五段との対戦成績は、10月3日開天節の太白山特別対局を含め、権孝珍は3勝5敗で負け越している。

 

韓国ランキングの変化も、彼の勢いを表す。2019年2月で255位と初めてランキング入りを果たし、今年9月で44位まで這い上がった。3年半の時期で、順位を200位以上上昇し、特に2021年8月では、126位から一気に85位まで、順位を41個上昇した。現在ランキング53位の権孝珍は「年内トップ20に入りたい、これで韓国リーグに参戦できる」。

 

権孝珍は「入門4年でプロ入り」という神話の主人公であり、放課後の囲碁教室やコーチなどの推薦の上で、8歳の頃初めて囲碁道場に入り、そこから「勝ち残り戦」やスピード昇級などを経験し、2016年に韓国全北地区英才編入試験に参加した。この頃権孝珍は小学6年生であり、権孝珍の父、権学基(音訳)は「落選したら囲碁をやめさせたかったが、まさか一発成功してしまった。囲碁が本当に好きらしいで、僕は阻止できなかった」。

 

入段後、権孝珍は韓国棋院英才クラスに入り、ユーズ代表1位の成績で韓国ナショナルチーム入りを果たした、数ヶ月前に一度脱落したが、今回は27対1の比率から勝ち抜け、再び代表入り。現在彼は李志賢、尹畯相、金恩持など計8名のナショナルチーム2組で、現在3勝1敗の成績で、1組昇級を目指している。

 

ただし、国際棋戦の壁はまだ高かった。今年8月でようやく第4回「聶衛平杯ユーズマスターズ」に参加し、中国の屠暁宇に破られ、8強入りならず。権孝珍は「実力の差を感じさせ、中国棋士層の厚さも感じた」を話した。現在権孝珍は国際棋戦に参加するため順応し、今月から開催する三星杯では、少なくとも1勝という目標を立てた。

 

10月中旬まで、権孝珍の対局数は98局で、対局数ランキングでは5位。自信満々で、一日でのダブルヘッダーも日常茶飯事のようで、ネット碁が含む対局日では、一日3局も果敢に試した。「疲れ果てて、今月の棋士会リーグには出ません」と話した。

 

ナショナルチームのコーチ洪旼杓は権孝珍をこのように評した「目標意識がブレず正直で、簡単に言うと、本当に芯が強い棋士。基礎もしっかりしている」。「自信がありすぎて逆転負けを喫する弱点を克服できれば、韓国の新たな第一人者になれる」。

 

権孝珍はAIとの対戦で練習している、「誰にも勝てるように対局へ迎え、目標は5年内で世界戦で優勝する、来年まで20歳以下の国際棋戦で優勝することを目標にし、絶対に達成したい」。韓国囲碁界が権孝珍を「五代目の跡継ぎ」と願望している。