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申眞諝:柯潔の言葉から刺激を受けた

元リンク:https://home.yikeweiqi.com/mobile.html#/gonews/detail/44412

元サイト:弈客囲碁

原作者:藍烈&小圓

 

 

 

2月25日午後、第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第3ラウンド第13局が、中国棋院と韓国棋院に行われました。韓国チームの副将、韓国の第一人者申眞諝(シン・ジンソ)九段が185手で、中国の「八冠王」柯潔(か・けつ)九段に黒番中押し勝ちし、申眞諝は中国と日本棋士に対し5連勝の結果となり、韓国チームの13度目の優勝に大きく貢献しました。中国チームは準優勝となり、日本チームは3位でした。

 

対局直後、申眞諝は韓国メディアのインタビューを受け、この5連勝のなかで「楊鼎新(よう・ていしん)との一局は一番難しかった」と話し、「朴廷桓(パク・ジョンファン)に恩返しできた」。そして以前柯潔の発言に刺激を受け、徐々に努力し、今日まで這い上がりました。

 

以下はインタビューの内容です。

 

ーー簡単に今日柯潔との一局を振り返ってください。

 

申眞諝:フリカワリが終わったあと、形勢が楽観的になったと思った、もし相手が正しく受ければ、正直まだ難しかった。多分自分の判断に誤りがあったかと思った。最後上辺にツケを打ってから、勝ちを確信した。

 

 

ーー柯潔に何か言いたいことがありますか?

 

申眞諝:毎回自分が負けた時、柯潔は度々過激な言葉を残し、あの決勝戦を負けたあと心も体も大変疲れてて、このまま倒れていいやくらいの気持ちになった。たがその時柯潔の言葉が自分に刺激を与え、これからもっと頑張りたいと思った。だから、柯潔が自分の成長に後押ししたと思う。

 

 

ーー今日対局前、緊張していましたか?

 

申眞諝:後ろに朴廷桓がいて、彼は連勝の勢いも十分あるので、自分はそれほど緊張してなかった、これが自分が最後まで残り、韓国チームが優勝できた一因だと思う。前回朴廷桓が最後まで戦ったので、自分はあの時情けなかった。今回は少し恩返しできたかなと思う。

 

 

ーー5連勝の中で、一番難しかった一局はどれですか?

 

申眞諝:評価値から見ると5局ともほぼ同じだが、楊鼎新との一局は相手が中央から追い上げてきて、あの時が一番難しかった。今回最大な危機とも言えるほどだった。あの一局を勝ってから、自分も連勝の勢いに乗った。

 

 

ーー柯潔のどの言葉に心を痛めたのでしょか?

 

申眞諝:三星杯が終わったあと、柯潔が自分の実力が証明できたので、僕に感謝の言葉を告げた一言。あれが一番痛かったかな、でもあの言葉のおかげで、自分の頑張ろうと思った。

 

 

ーー2つの世界戦決勝戦が待っています。

 

申眞諝:勝つこと以外何も考えていません。

 

 

ーー申旻埈(シン・ミンジュン)が柯潔を破りLG杯優勝を獲得したことで、いい刺激を与えましたか?

 

申眞諝:申旻埈が良く打ってくれた、正々堂々と勝って、優勝にふさわしい内容だった。刺激を与えたより、おめでとうの気持ちが大きかった、それに自分もちゃんと打とうを励んでくれた。

 

 

 

 

 

 

睦镇硕和大小申捧杯.jpg

韓国チームが3年ぶりの優勝を獲得し、ナショナルチーム監督睦鎮碩(モク・チンソク),「大小申」と呼ばれる申旻埈と申眞諝の嬉しさを隠せませんでした。今回農心杯申眞諝と柯潔の一局は、韓国の解説者はちょうど申旻埈でした。2月上旬、申旻埈がLG杯で2-1と柯潔を破り優勝を獲得しました。今回の解説者は、今日の対局者について熟知し、申眞諝と仲がいいことがより一層分かりました。

 

 

ーー連勝が自身になる同時に、疲労も溜まってくると思いますが。どの面が大きかったでしょうか。

 

申眞諝:2,3時間の対局なら、だいぶ疲れるが。農心杯は準早碁なので、終わるのも早く、それほど疲れはなかった。

 

 

ーー普段運動はしますか?

 

申眞諝:運動は普段やらないが、ランニングマシーンで走ったりするだけ。農心杯の期間中は碁並べしかやらなかった。

 

 

ーー柯潔がLG杯決勝戦で負けた後、そこから変化がありましたでしょうか。

 

申眞諝:何回戦っても、彼との勝率は五分五分なので。柯潔レベルの相手なら、最近何回も勝ったと見えるけど、終始五分五分の戦いだ。簡単に言えば、実力に差がなく、誰が目の前の一局でより良く発揮できるかだ。

 

 

ーー5連勝中、一番難しかった相手は?

 

申眞諝:中国棋士との対局は、誰と当たっても難しい内容になる。毎回毎回、戦いが簡単ではない。世界戦の決勝戦に入りたいなら、少なくとも中国棋士に2回勝たないといけないので。とにかく、中国棋士との対局は、誰と当たっても簡単に勝てない。

 

 

ーーネット碁を対面での対局、その違いは?

 

申眞諝:ネット碁では、場外のことに気にせず打てるが、三星杯の頃は、自分が世界戦決勝戦で対局している雰囲気がなかった。もちろん、今回農心杯の雰囲気は良く、環境も良かった、それで碁に集中できて、対面での対局より集中できたかなと思う。

 

 

 

申真谞接受采访.jpg

 

ーー対局前に、今回が相手を一掃できる野望はありましたか?

申眞諝:正直最後にAIと対局しても、自分の手で甲乙を決断したいと思った。最後に朴廷桓が控えてるので、自分はかなり楽だった。

 

 

ーー前回の農心杯で、朴廷桓は不死鳥なような魂を見せました。

 

申眞諝:ある程度前回農心杯の辛い思いから緩和できたので。来年の農心杯でも韓国チームの一員としていい碁を打ちたい。

 

 

ーー農心杯を終えて、家に帰ってから一番やりたいことは?

 

申眞諝:特にないが、普段よりもっと休みたいと思う。

 

 

ーー今日の顔色は良くないと見えますが。

 

申眞諝:ちょっと疲れたかな、状態は特に問題ないけど。

 

 

ーー日本棋士との対局で、灰色のジャケットを着ましたが。中国棋士との対局は茶色のジャケットを着ましたね。

 

申眞諝:最初は全く意識してなかったが、3局目からこのようにした。

 

 

 

 

申真谞接受采访1.jpg

 

ーー普段ダブーなことはありますか?

 

申眞諝:ダブーなことはほぼないが、前にお茶を飲むと評価値が下がってしまうが、今はそんな考えはなくなった。

 

 

ーー「申工知能」のニックネームについて。

 

申眞諝:もし人工知能のようにいい内容が打てばいいね。でも今までの碁はバグが多くて、今後は「申工知能」にふさわしい碁を打てるように頑張りたい。

 

 

ーー対局している時、AIのように自分の評価値を判断できますか?

 

申眞諝:どのような流れはだいぶ分かる。大まかに自分の評価値を計算し、自分の考えで形勢判断をする。もし二つともあっていなかったら、自分の考えで打つ。一致していたら、その変化の通りで打つ。

 

 

ーー個人戦でのタイトルと、団体戦でのタイトル、何がちがいますか。

 

 

申眞諝:このように4連勝、5連勝できて優勝すうことは、世界戦で優勝することとほぼ同じ。自分で団体戦の優勝を決めるのは、自分の誇りだと思う。

 

 

ーーかなり落ち着いている印象を受けますが。

 

 

申眞諝:このあと世界戦決勝戦が二つ控えているが、今回は目の前の農心杯を先に手にした。これからは厳しい戦いになりそうだ。

 

 

ーー中国メディアから、申眞諝と柯潔、誰が世界最強の話題で盛り上がってます。

 

 

申眞諝:応氏杯と春蘭杯は重要な戦いなので。優勝できたら、世界最強に争うことができるかと思う。

 

 

申真谞助韩国队夺冠.jpg